23 Dec 2021
- 情報セキュリティ管理基準(経済産業省)
組織、人、運用、技術、法令などの観点からみた具体的な対策に加え、内部統制の仕組みを情報セキュリティ対策として構築・運用する体制の確立の必要性があることから、ログを保護し、定期的にレビューすることなどを規定しています。
- システム管理基準(経済産業省)
・情報システム化戦略、情報システム化実践に関わる適切な自己診断及び監査実践を可能にし、ITガバナンスの実現を目指すためにも、運用管理者は、ログを取得し、定期的に分析することなどを規定しています。
- PCI DSS
加盟店やサービスプロバイダにおいて、クレジットカード会員データを安全に取り扱う事を目的として策定された、PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)によって運用、管理されているクレジットカード業界のセキュリティ基準で、要件10のほとんどに証跡監査などログに関する内容が規定されています。
- コンピュータセキュリティログ管理ガイド
米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)によるコンピュータセキュリティログについてのログ管理 のガイドラインであり、連邦政府機関が使用する目的で作成されていますが、非政府組織が自由意志で使用することもできるとされています。
- 統合ログ管理サービスガイドライン
データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC)によって、統合ログ管理 に求められる機能・要件を定義すると共に、導入・運用に関わるサービスの内容やスキル等を提言されています。
- 高度サイバー攻撃への対処におけるログの活用と分析方法
一般社団法人JPCERT コーディネーションセンターによって、高度サイバー攻撃 への対処方法として、一般的に利用される機器を活用して、攻撃者の活動の痕跡をログとして残すための考え方、それらのログから痕跡を見つけ出す例をいくつか紹介されています。
- 証拠保全ガイドライン
特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック 研究会によって、行動の正当性を積極的に検証するデジタル・フォレンジック の必要性・有用性が高まっている中、証跡としてのログの解析方法などを解説されています。
自社の業種や業態にあったガイドラインを参考に