P-Pointer File Security

PCやファイルサーバにある個人情報のファイルを
自動で定期的に検出し、移動ができる仕組みがありますか?

増大するサイバー攻撃によって、情報漏洩に対するリスクが高まっております。
巧妙化する標的型攻撃から個人情報を守るためには、個人情報をどこに、どのように保管すべきかセキュリティポリシーに沿ったルールを決め、それを徹底するための監視が必要になります。
また、ルールに反した場所にある個人情報は、適切な場所に移動するか削除する対処が必要です。そうした管理は、手作業で日々行うことは面倒であるばかりでなく、リスクも伴います。

  • 業務PCやファイルサーバのどこに個人情報ファイルがあるか把握したい
    個人情報がどこにあるかを把握できていなければ、暗号化などのセキュリティ対策がおろそかになり、情報漏えいリスクが高まります。
    個人情報の所在が不明では、セキュリティ監査を実施することができません。これらは、個人情報を検出する専用ツールを使って把握することが可能です。
  • オフィスツールなどで使用するファイルの中に個人情報が入っていないか心配
    作業用にコピーしたまま消し忘れたエクセルファイルに個人情報が残っていては、セキュリティリスクは甚大です。
    Microsoft ExcelやWord、PowerPoint、CSV、PDF、圧縮ファイルなど、さまざまな種類のファイルタイプに個人情報ファイルが存在する可能性があり、それらを検索する仕組みで対応していることが重要ポイントです。
  • 情報資産台帳に登録されている個人情報ファイル以外は、個人情報がないことをチェックしたい
    個人情報は、そのファイルの所在を情報資産台帳に登録し、権限がある人のみがアクセスできるように管理されているべきですが、登録漏れが無いように徹底する必要があります。
    そのためには、会社の情報資産であるストレージをすべて自動で定期的に探索し、個人情報ファイルを洗い出しリスト化できる仕組みが必要です。
  • 保管ルールに違反したファイルは適切に消去されているか心配
    社内で規定した保管ルールに則っていない個人情報ファイルが見つかった場合に、速やかに移動や削除ができる仕組みが必要です。
    社内ポリシーに違反している個人情報ファイルは、リモートからでも管理画面からファイル格納先の整理や削除を権限に従い実行できることが望ましいです。
  • (項目マウスオーバーで解決策を表示、クリックで非表示切替をします)

    P-Pointer File Securityは、個人情報の保管ルールに違反しているファイルを探し出し、ルール通りの対処を自動で施す新しいコンセプトの個人情報検出、管理ソリューションです。

    機能概要・特徴

    P-Pointer File Securityは、PCやファイルサーバ内から様々な検索条件で個人情報等を検出しファイル名はもちろん、ファイルパスや、ファイルの属性などをリストアップできます。検出されたファイルを自動で特定のフォルダに移動したり、削除したりすることで、工数をかけず個人情報の管理を行うことができます。


    ① P-Pointer File Security の3つのステップ

    P-Pointer File Securityは、3つのステップで、PCやファイルサーバ上の個人情報ファイルを管理します。


    STEP1 - 個人情報の高速検出

    P-Pointer File Securityは、PCやファイルサーバを対象に個人情報等を豊富な検索条件にて高速に検索でき、差分・リアルタイムスキャンなどの機能があります。

    探索-図

    STEP2 - ルール徹底のための対処

    P-Pointer File Securityは、セキュリティポリシーに従い、個人情報を保管してはいけない場所から、個人情報のファイルを指定されたフォルダへ、移動あるいは削除を実施します。
    条件によって、自動的な対処を行うか、あるいは確認をしてから手動で対処するか等を選べます。

    対処-図

    STEP3 - 個人情報の管理

    P-Pointer File Securityは、PCやファイルサーバで個人情報ファイルについてのルール違反の状況把握や、どのような対処を行ったかなどを管理できます。

    管理-図

    ② 管理サーバの機能

    ■ 詳細な検索条件設定機能

    ●タスク設定
    ・スキャン対象領域設定 - フォルダのマクロ指定、UNCパス、ネットワークドライブ指定など
    ・拡張子設定 - 除外する拡張子を設定(拡張子無しや、拡張子が変更されていても検索可能)
    ・ファイルサイズ設定 - 検索ファイル上限サイズを設定(無制限も設定可能)
    ・ルール設定 - 移動、削除、圧縮&パスワード付与(※1)など対処を実施するかを選択
    ●グループ設定
    ・PCやサーバを任意のグループに分けてタスクを実行することが可能
    ●辞書設定
    ・基本辞書 - 人名(日本人苗字の漢字・半角カナ)、地名・住所(都道府県市区町村)、メールアドレス、 電話番号、クレジットカード(MOD10アルゴリズムチェック)、マイナンバー(個人番号・法人番号- チェックデジット判定)
    ・ユーザ定義辞書 - 固有の単語、数列パターンを登録可能
    ・除外辞書 - 検出されたくない単語を登録可能
    ・フィルタ - 複合条件表示フィルタで、見たい表示に切り替えて結果を見ることが可能
    (例: 人名+住所 or 人名+電話番号 など)

    ■ 実行状況、結果確認

    ●タスク実行状況の確認
    ●検出ファイルの確認
      - 各PC、サーバで検出されたファイルの確認
    【取得できる情報】:ファイルパス、日時(作成、アクセス、更新)、サイズファイル属性、ファイル作成者、PC名、ドメイン名、ユーザ名、 ファイルアクセス権、ファイルシステム名、ファイルフォーマット
    ● 結果出力
          - CSV形式で出力

    ③ エージェント機能

    ■ スキャン機能

    ●手動検索開始、停止
    ●検出件数の画面表示

    ■ 検出結果確認機能

    ●「検出済みファイル」「未対処ファイル」「後で対処するファイル
    (一時保留)」それぞれの検索ルール毎の結果一覧表示
    ● 「対処済みファイル」と「対処履歴」の一覧表示

    ■ 対処機能

    ●手動での「後で対処」、「削除」、「移動」、「除外」
    ●半手動(承認式の自動対処)

    ■ 結果出力確認

    ● タスク毎、グループ毎にCSV形式で出力

    ④ 個人情報検出の仕組み

    辞書

    ⑤ ファイルサーバ上の個人情報ファイル検出

    ファイルサーバに散乱する個人情報ファイルを検出し、安全なフォルダへ移動したり、検出結果データを基に、精度の高い個人情報台帳を作成します。

    ファイルサーバ上の個人情報ファイル検出

    動作環境・構成

    以下のURLから、開発元の動作環境・構成をご参照ください。

    ▼P-Pointer File Security 動作環境・構成
    https://www.ppointer.jp/operation  



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