×
2020.08.18

ec-005

メインフレームデータの印刷不可文字列を確認・印刷したい

収集されたデータをデータ管理者がデータベース格納時にデータチェックしたいが、データ内に印刷不可文字が含まれるため、バイトレベルに表現しなおして確認しなければならない。

データには、様々な用途でそのまま表示しても印刷できないものがあります。

ec-005
使用領域の最小化のための数値のパック・ゾーン化や印刷制御文字、機械語などが代表的な印刷不可文字です。
これらのデータは、検証や比較の際にバイトレベル(十六進数)で表示しないと目視確認できず検証記録として残す場合でも、印刷可能な表現に変換して印刷する必要があります。
また、データ管理者としては、同じ数値表現でも符号(プラス、マイナス、絶対数)をそろえたデータ表現にしてデータベース等に格納しなければ、データ処理時に追加の考慮が必要となるなどの支障が出ます。

印刷不可文字を印刷するには、DUMP出力などの機能をもつツールやアプリケーションが必要となりますが、ESTCOMPRなどの汎用ソフトウェアには、そのようなデータを利用者が求める形式で印刷可能文字として印刷し、比較検証処理を行う機能が備わっています。

印刷不可文字を含むデータをビット、バイトレベルで識別・表示することで、データ管理者はデータ内容を迅速かつ確実にチェックし、有効な記録として保管することができます。


・印刷不可文字を印刷・確認できる
・数値の符号チェックが可能となり、データ属性が担保できる
・証跡として印刷不可文字の記録ができる


ESTCOMPR(イーセクターコンペア)


← 前のページ→ 次のページ

[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS, MSP, VOS3
[タ グ] 変更管理
[関 連]
  • レコードの重複排除処理で削除レコードが正しいか確認したい
  • 変更管理に於けるプリント量を削減したい
  • プログラム言語毎に異なる更新箇所の特定を一元的に実施したい
  • キー付データの更新履歴を効率的にとりたい(メインフレーム)
  • 本番データの更新ミスを抑制したい(メインフレーム)
  • 区分データセットのメンバ更新有無をまとめて確認したい(メインフレーム)
  • メインフレームの可変長レコードの更新内容を確認したい
  • メインフレームでのデータアクセス簡素化で工数を削減したい
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

  • ▼お客様の課題に対するご相談は、お気軽にお問合せください お問合せ