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HULFT10(ハルフト10)


HULFT Square


メインフレームやクラウドなど、ITシステムの境界線を越えて
データの連携ができていますか?

HULFT10は、全世界46ヵ国、1万1千社以上の企業に導入実績があるファイル連携の決定版「HULFT」の最新バージョンです。
メインフレームからミッドレンジ、オフコン、UNIX、Linux、Windowsに至るまでメーカー、OSの違いを意識することなく異なるプラットフォームや異なる文字コードをサポートした完全マルチプラットフォーム対応のファイル転送/データ連携ソフトウエアです。

2014年に登場した「HULFT8」以来、10年の時を経てメジャーバージョンアップしたHULFT10は、2024年2月に提供を開始したAmazon ECSなどのコンテナ対応版であるHULFT10 for Container Servicesに続いて、メインフレームやWindowsなどのオンプレミスに対応した製品群に加え、複数の関連製品、オプション製品を2024年12月10日に提供開始いたします。

 (HULFT10製品一覧)  ▶ 【本体製品】   ▶ 【関連製品】   ▶ 【オプション製品】  
▽ 【本体製品】
製品名称 概要 提供開始日
HULFT10 for Windows さまざまなプラットフォーム間でデータの送受信を行う各OS対応のファイル連携ミドルウェア 2024年12月10日
HULFT10 for Linux
HULFT10 for AIX
HULFT10 for IBMi
HULFT10 for zOS
HULFT10 for Container Platform Red Hat OpenShiftのコンテナプラットフォームに対応したファイル連携ミドルウェア 2025年3月
提供開始予定
HULFT10 for Container Services Amazon ECSやAWS FargateなどAWSのコンテナサービスに対応したファイル連携ミドルウェア 提供中
(2024年2月開始)

▽ 【関連製品】
製品名称 概要 提供開始日
HULFT10 Smart Proxy セキュアなHULFT転送の中継機能に特化したインターネット対応プロキシ 2024年12月10日
HULFT10 API Gateway 複数のHULFTの管理情報や集配信履歴をWeb画面やREST API管理する統合管理ミドルウェア 2024年12月10日
HULFT10 Manager LAN内のHULFTを集中管理する統合管理ミドルウェア 2024年12月10日

▽ 【オプション製品】
製品名称 概要 提供開始日
HULFT10 Cloud Storage Option (Amazon S3) クラウド上のオブジェクトストレージに対し通常のファイル転送と同様のアップロード/ダウンロードが可能 2024年12月10日
HULFT10 Cloud Storage Option (Azure Blob Storage)
HULFT10 Cloud Storage Option (on Google Cloud Storage™ Service)
HULFT10 Cipher Option (AES) 転送データをAES方式で暗号化し、通常の暗号化方式より暗号化強度の高いファイル転送が可能 2024年12月10日

  • クラウドで、ファイル転送を効率的に運用したい
    HULFT10 for Container Servicesは、AWSのElastic Container Service(ECS)上で動作し、ハイブリッドクラウド環境におけるデータのシームレスな統合を可能にするため、Web APIによる自動連携や、クラウドの従量課金によって効率的な運用が可能になります。

  • レガシーシステムでも性能が良いファイル転送ツールを利用したい
    レガシーシステムが多いメインフレームのzOSや、IBMi、AIXの対応環境を継続し、Linux、Windowsなどの複数のプラットフォームをサポートし、ファイル転送性能の向上や圧縮速度・CPU使用率を削減 新圧縮方式である「Zstandard」を採用しデータ転送性能をHULFT8との比較で従来比約1.4倍高速化しました。

  • REST APIを使って複数のHULFTの転送履歴を管理したい
    複数のHULFTの管理情報や集配信履歴をWeb画面やREST APIを用いて、インターネット経由で管理画面から、複数HULFTの管理情報や集配信履歴を統合管理できます。

  • 強度の高い暗号化アルゴリズムでセキュアなファイル転送をしたい
    暗号化強度の高いFIPS197として規定された暗号アルゴリズムAES(Advanced Encryption Standard)暗号方式を採用して、通常の方式より暗号化強度の高いセキュアなファイル転送が可能です。

  • (各項目のマウスオーバーで解決策を表示、クリックで非表示切替をします)

    新機能の特長

    HULFT10は、新機能として、AWSでのコンテナに対応したWeb APIによる自動連係や、インターネットでセキュアに通信するための通信経路暗号化による運用効率アップなど、安全面での向上が見込まれる機能が追加されました。
    また、データ圧縮方式の改良によりHULFT8と比較して約1.4倍の転送性能のアップを実現し、異なる企業や部門間でのスムーズな業務連携が可能となります。

    クラウドネイティブ
    インターネット通信
    転送性能向上
    セキュリティ強化

    利用範囲の拡大

    ・レガシーシステムのメインフレームのzOSや、IBMi、AIXの対応環境を継続し、Linux、Windowsなどの複数のプラットフォームをサポート ・コンテナ環境の接続として、Amazon ECSやRed Hat OpenShift対応のコンテナプラットフォーム版に対応(Red Hat OpenShiftコンテナプラットフォーム対応版は2025年3月提供開始予定) ・「HULFT」の設定やログ情報を従来の内部保持から外部DB化に変更することで、利用状況に応じたシステムの負荷分散構成を構築可能にし、負荷の高いシステムのボトルネックを解消
    利用範囲拡大

    運用効率・性能向上

    ・新圧縮方式である「Zstandard」の採用によってデータ転送性能をHULFT8との比較で従来比約1.4倍高速化を実現、ファイル転送性能や圧縮速度の向上、CPU使用率を削減 ・zOSにて、圧縮方式「zEDC」により転送速度が5倍向上し、CPU使用率も50%削減 ・コンテナプラットフォーム版において、利用した時間に応じた従量課金制を採用 ・オンプレミスやクラウドに分散する複数のHULFTを、REST APIやWeb画面で統合管理する「HULFT10 API Gateway」を提供
    運用性向上

    セキュリティ強化

    ・FIPS140-2を取得した「HULFT10 Cipher Option (AES)」で転送データを暗号化し、安全にファイルを転送 ・転送データを復元不可能な状態で削除する機能を実装し、システムのデータセキュリティ基準「PCI DSS v4」準拠をサポートすることにより、クレジットカード情報および取引情報を保護する高いセキュリティ性を確保 ・オンプレミスやクラウド間を、インターネット経由でセキュアにデータ中継する「HULFT10 Smart Proxy」を提供
    セキュリティ強化

    HULFT10ラインアップ

    ① 各プラットフォーム対応 HULFT10

    HULFT10 Platform さまざまなプラットフォーム間でデータの送受信を行うファイル連携ミドルウェアで、メインフレーム、ミッドレンジコンピューター、およびオープン系の各種オペレーティングシステムに対応した製品です。
    (各機能につきましては、HULFTページをご参照ください)

    ・HULFT10 for Windows
    ・HULFT10 for Linux
    ・HULFT10 for AIX
    ・HULFT10 for IBMi
    ・HULFT10 for zOS


    ② HULFT10 for Container Platform

    HULFT10 for Container Platform Red Hat OpenShift上で利用するKubernetesコンテナオーケストレーションプラットフォームに対応したファイル連携ミドルウェアです。


    ③ HULFT10 for Container Services

    HULFT10 for Container Services パブリッククラウドのコンテナサービスで利用できるHULFTとして、Amazon ECSやAWS FargateなどAWSのコンテナサービスに対応したファイル連携ミドルウェアです。
    パブリッククラウドのMarketplaceから購入し、時間単位の従量課金で無駄なく利用ができ、ファイル転送処理の前後でWebAPIリクエストが発行が可能なため外部サービスとシームレスにセキュアに連携できます。


    ④ HULFT10 Smart Proxy

    HULFT10 Smart Proxy セキュアなHULFT転送を利用するのにおいて、プロキシデータ連携の中継機能に特化したインターネット対応プロキシです。
    オンプレミスに導入されているHULFTと、各種クラウドサービスとを中継することで、安全に接続します。

    HULFT10 Smart Proxy
    ・クラウド起点によるオンプレミスへのシームレスなファイル連携 ・HULFT Squareやコンテナ版HULFTなどのクラウドサービスとの連携 ・サーバー増強など不要なままに大量ファイル転送や長距離転送を実現

    ⑤ HULFT10 API Gateway

    HULFT10 API Gateway 複数のHULFTの管理情報や集配信履歴をWeb画面やREST APIを用い、インターネット経由でHULFTの統合管理をするミドルウェア製品です。
    管理画面から、複数HULFTの管理情報や集配信履歴を一元的に管理することが可能です。


    ⑥ HULFT10 Manager

    HULFT10 Manager HULFTを集中管理するためのミドルウェアで、LAN内のマシンに導入されている複数HULFTの管理情報や集配信履歴を統合管理します。


    ⑦ HULFT10 Cloud Storage Option

    HULFT10 Cloud Storage Option HULFTの設定作業や運用方法はそのままで、HULFTの連携先として「Amazon S3」や「Azure Blob Storage」、「Google Cloud Storage」のクラウドサービス上のオブジェクトストレージに対し、通常のファイル転送と同様のアップロード/ダウンロードが可能となるHULFTのオプション製品です。
    クラウド環境上でHULFTを運用しているケースはもちろん、基幹系システムをオンプレミス、情報系システムをクラウドで運用しているハイブリッドクラウドなどの環境でも、HULFTからクラウドストレージに直接ファイルを転送可能になります。


    ⑧ HULFT10 Cipher Option (AES)

    HULFT10 Cipher Option (AES) 標準で提供される暗号化方式よりも暗号化強度の高いFIPS197として規定された暗号アルゴリズムAES(Advanced Encryption Standard)暗号方式を採用して、通常の暗号化方式より暗号化強度の高いファイル転送が可能になるHULFTのオプション製品です。


    動作環境

    以下のURLから、開発元サイトのHULFT10の動作環境をご参照ください。

    ▼HULFT10の動作環境
    https://www.hulft.com/software/hulft-10/os


    関連製品

    企業内・企業間通信ミドルウェア

    メインフレームからミッドレンジ、オフコン、UNIX、Linux、Windowsに至るまで、さまざまなプラットフォームや異なる文字コードをサポートした完全マルチプラットフォーム対応のファイル転送/データ連携ソフトウエアです。企業内や企業間の業務システムで必要なデータ連携を、安心安全に自動化することができます。

    クラウド型データ連携プラットフォーム

    複数のオンプレミスの環境はもちろん、各種クラウドのSaaSに分散していたデータ連携のプロセスについて、オンプレミスやマルチクラウドに分散して管理されるさまざまな種類や容量のデータの連携を一元化でき、ビジネスに必要な業務連携や、データの加工を容易に実現できます。

    データ連携ソフトウェア

    異なるシステムの様々なデータやアプリケーションを、豊富なアダプタを使って自由につなぐ、データ連携ソフトウェアです。 専門的な技術や知識なしでもドラッグ&ドロップで各システムを連携することができます。

    HULFT連携ソリューション

    HULFTのファイル転送前後のよくある処理を、GUI(Graphical User Interface)ベースでより簡単に作成し運用できます。 HULFT Scriptは、企業内・企業間データ連携ミドルウェアであるHULFTのオプション製品です。

    HULFTデータ連携の管理・運用ミドルウェア

    システム上に散在するHULFTの構成・設定・転送の可視化・統合管理を実現!HULFTだけでは解決できない「セキュアな転送」「DR対策」 「データ転送・加工処理の一元化」等の課題を解決します。

    データ加工・変換ツール

    データ加工の基本機能であるデータ抽出、項目集計、レイアウト変換、コード変換はもちろん、データ加工に必要となる様々な機能を実装しております。 新たなプログラム開発も必要ないため、導入期間や導入コストを大幅に削減することができます。

    セキュァWebデータ連携ミドルウェア

    HULFTを導入できない相手先にHULFT連携でデータ集配信ができる!媒体や紙を使ったデータ受け渡しをやめ、取引先、海外拠点、 事業所等多くの相手先へのデータ集配信を自動化できます。

    インターネット経由ファイル連携サービス

    接続先(お取引先や海外拠点など)とHULFTによるファイル転送をインターネット経由で簡単に始められるファイル連携サービスです。接続先にHULFTがない場合でも、安全・安心なファイル転送をインターネット経由で実行できます。

    HULFTに関する安心の保守・技術サポートサービス

    CCSのHULFT技術サポートサービスは、CECグループの中で長年パッケージ販売とサポートに取り組んできたCCSプロダクトサービス事業部が、自信を持ってご提供するHULFT関連の技術サポートサービスです。HULFTユーザであればどのような環境に導入されているお客さまでも、ご安心してご契約いただけます。





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