2019.11.05
コピーレフトという考え方
要件にもよりますが、
OSSは、本来The Open Source Initiativeによって認定されたソフトウェアのことですが、ソフトウェアの
著作権で知られているコピーライトに対して、あまり馴染みがない「コピーレフト」という言葉がありますが、厳密には、OSSのソフトウェアのすべてが、コピーレフトであるというわけではありません。
コピーライトのライト(右)の部分がレフト(左)になっているため、全く反対の意味として、コピーレフトが著作権がないことだと勘違いされがちですが、その意味だと、著作権が主張されない「パブリックドメイン」という言葉の方になります。
コピーレフトは、著作権を保持したまま、二次的な著作物も含めて、すべての人が著作物を利用でき、再配布や改変も可能でなければならないという考え方です。つまり、コピーレフトのソフトウェアについて利用する側では、コピーや、改 変、再配布する場合には、その提供先に対し
コピーレフトのソフトウェアで最も有名なのは、Free Software Foundationによって作成されたGNU General Public License(GPL)のライセンスですが、GPLのドキュメントは充実しておりライセンスをよく理解し、違反なく使用すれば とても優れた有用なソフトウェアを、無料で企業のIT自動化に活用することができます。
環境に合った自動化推進のためには、OSSのライセンスについても認識を高めておくことが必要でしょう。
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