「利益を生むIT」に必要なもの
企業が求める「利益を生むIT」。利益確保のために企業は売上の増加とコスト削減を目指してITを構築してきました。切り詰められるまでコストを抑え、効率化、最適化を図ることで利益増加を図ってきたシステムは今、「共有する」、「活用する」ことで「利益を生む」環境を創生することが可能となってきました。
ITの進化によって市場は着実にグローバル化の道を進んでいます。「利益を生むIT」では、このグローバル化に適応するためのリアルタイム性が必要となり、上図のように様々な環境をシームレス(継ぎ目なく)連携して「共有」し、「活用する」仕組みが必要となります。
※シームレス:結び目のない、つなぎ目のない
転じてIT分野では利用者がシステムの違いを
意識せずに利用できる状態。
このシームレス連携を実践することで、企業は利益に直結する様々なスキルを手に入れることができるようになります。
意思決定支援
BI(ビジネス インテリジェンス)、経営戦略のためのリアルタイム情報の入手
最適調達、最適配置
MA(マーケッティング オートメーション)、各プロセスを的確に自動化、手順化する仕組み
稼働効率化、コストの適正化
EAI/ETL(エンタープライズ アプリケーション インテグレーション、エクストラクト トランスフォーム ロード)による原価管理、工数管理による効率化促進。
業務自動化
RPA(ロボティック プロセス オートメーション)による監視や手作業の自動化
BI(ビジネス インテリジェンス)、経営戦略のためのリアルタイム情報の入手
最適調達、最適配置
MA(マーケッティング オートメーション)、各プロセスを的確に自動化、手順化する仕組み
稼働効率化、コストの適正化
EAI/ETL(エンタープライズ アプリケーション インテグレーション、エクストラクト トランスフォーム ロード)による原価管理、工数管理による効率化促進。
業務自動化
RPA(ロボティック プロセス オートメーション)による監視や手作業の自動化
「利益を生むIT」を阻害する要因
シームレス連携による「利益を生むIT」を阻害する大きな要因の一つは、その「多様性」です。絶え間なく進化を続けるITシステムでは、様々な形式や属性、様々なシステムが生まれ続けるのです。「利益を生むIT」では、基幹システムからオープンシステムまでの幅広いプラットフォーム群と、それらで動作する多種多様なアプリケーションや情報を組み合わせて「共有」・「活用」する必要があります。
また、その他の阻害要因には「安全性」、「安定性」、「操作性」などもあげられます。シームレス連携では、通信技術をその阻害要因を克服したうえでうまく利用していく必要があるのです。
また、その他の阻害要因には「安全性」、「安定性」、「操作性」などもあげられます。シームレス連携では、通信技術をその阻害要因を克服したうえでうまく利用していく必要があるのです。
例えば、FTPというファイル転送プロトコルを業務システム間で利用しようとすると以下のような様々な課題が生まれてきます。
さらに、多様なシステム間のデータ連携・集約では、インタフェース(異なるものを結ぶ技術)などによる「コード変換」や「加工」、フォーマットの「共通化」が必要となります。
・安定性 - 整合性(ファイルが正しいか)、確実な接続
・安全性 - 暗号化などセキュリティの課題
・操作記録- 操作ログ、送受信ログの記録の問題
・手動操作- 自動化、スケジュール化、手順化の課題
・処理速度- 大量処理、夜間処理の対応
さらに、多様なシステム間のデータ連携・集約では、インタフェース(異なるものを結ぶ技術)などによる「コード変換」や「加工」、フォーマットの「共通化」が必要となります。
「共有する、活用する」ために必要となる技術
「共有する、活用する」ために必要となる技術としては、次のようなものがあります。
これらの技術を手に入れることで、システムの隔たりを意識しないシームレスな環境が実現できるようになるのです。
データをシームレスにつなげることで、フォーマット変換等は自動化できますが、申請・承認業務やWeb/GUI操作によるデータの記録・参照・更新など人による操作は残ります。これらを自動化する方式としてRPAが注目されています。
RPAはDataSpiderなどの画面操作を伴わない処理に対して、画面操作を自動化するための補完ツールとして利用できます。
言い換えるとRPAを業務連携のピースに加えることで、業務の完全な自動化が可能となるのです。
たとえば、Webでのデータ検索、ダウンロード、一部加工(加筆修正・チェック)では、担当者がWebへ直接アクセスしてデータ処理を行う必要があります。
しかし、RPAではこのような処理を担当者の変わりに実行できるようになります。さらに、データの加工・編集・承認・データ登録業務をデータ連携ツール(上記ではDataSpider)で実行させることで一連の業務は完全に自動化されることになります。
これらの技術を手に入れることで、システムの隔たりを意識しないシームレスな環境が実現できるようになるのです。
・データ加工、コード/フォーマット変換技術
・スケジューリング、自動化技術
・高速化、暗号化技術
・伝送技術(安定性の確保) など
-クレンジング機能
-クリアリング機能
-データインテリジェンス技術
・マルチプラットフォーム対応-クリアリング機能
-データインテリジェンス技術
・スケジューリング、自動化技術
・高速化、暗号化技術
・伝送技術(安定性の確保) など
情報を「活用する」ITの実現
HULFTファミリーを活用することで、「共有・活用」に必要となるすべての技術を入手し、シームレスなITを実現することができます。
「記録する」「つなげる」ことから進化したシステムは「安全性」と「効率性」を手に入れました。そしてデータ・システムを「共有する」「活用する」ことでシステムは「利益を生み出すIT」を創生します。それは、部門ごとに独立したシステムをシームレスに連携させ、さらなる活用の道を開く大きな可能性を持っています。システム連携から生じる問題・課題もDataSpiderに代表されるHULFTファミリーやROBOWAREに代表されるRPAを活用することでスムーズに実装することができ、業務全体の自動化を促進することができるようになるのです。
「記録する」「つなげる」ことから進化したシステムは「安全性」と「効率性」を手に入れました。そしてデータ・システムを「共有する」「活用する」ことでシステムは「利益を生み出すIT」を創生します。それは、部門ごとに独立したシステムをシームレスに連携させ、さらなる活用の道を開く大きな可能性を持っています。システム連携から生じる問題・課題もDataSpiderに代表されるHULFTファミリーやROBOWAREに代表されるRPAを活用することでスムーズに実装することができ、業務全体の自動化を促進することができるようになるのです。
ケース1:ERP連携の自動化
下図は、連携ERPのイメージです。
人事・会計業務の帳票発行・データ更新におけるデータの連携をDataSpiderおよびHULFTで実現しています。
システム部門の管理する基幹システムにあるデータへデータの要求(帳票発行依頼)を行ったり、ユーザがデータ更新要求を行ったりする流れを自動化しています。
またクラウド連携により要求元・発行先を社外にまで広げることも可能となっています。
人事・会計業務の帳票発行・データ更新におけるデータの連携をDataSpiderおよびHULFTで実現しています。
システム部門の管理する基幹システムにあるデータへデータの要求(帳票発行依頼)を行ったり、ユーザがデータ更新要求を行ったりする流れを自動化しています。
またクラウド連携により要求元・発行先を社外にまで広げることも可能となっています。
業務連携におけるRPAの役割
なお、業務連携ではユーザ操作自身も自動化するためにRPAの活用も検討可能です。データをシームレスにつなげることで、フォーマット変換等は自動化できますが、申請・承認業務やWeb/GUI操作によるデータの記録・参照・更新など人による操作は残ります。これらを自動化する方式としてRPAが注目されています。
RPAはDataSpiderなどの画面操作を伴わない処理に対して、画面操作を自動化するための補完ツールとして利用できます。
言い換えるとRPAを業務連携のピースに加えることで、業務の完全な自動化が可能となるのです。
たとえば、Webでのデータ検索、ダウンロード、一部加工(加筆修正・チェック)では、担当者がWebへ直接アクセスしてデータ処理を行う必要があります。
しかし、RPAではこのような処理を担当者の変わりに実行できるようになります。さらに、データの加工・編集・承認・データ登録業務をデータ連携ツール(上記ではDataSpider)で実行させることで一連の業務は完全に自動化されることになります。
ケース2:媒体による受け渡しからネットワーク連携へ
多くの企業では、データの機密性の理由から受け渡しを物理媒体で行っているケースが見られます。この媒体による機密データの受け渡しを、インターネットを経由してセキュアで確実・短時間で実現することができます。HULFT-WebFileTransferによりセキュアで確実なデータの受け渡しをWeb経由で実施します。受け取ったデータは、 DataMagicなどで業務サーバ共通のフォーマットに加工・変換して格納・利用します。情報漏えいのリスクを軽減するとともに、全体のリードタイムとコスト削減を、セキュリティを担保したまま実現します。
ケース3:多量・大容量ファイルでも安心
大量・多数のファイル転送業務を、容量制限や送受信エラーの心配なしにHULFTで実装、HULFT-HUBで統合管理することで、本社ー支社間のファイル転送基盤を効率化、省力化します。システム上のHULFTの構成、稼働状況、設定、転送はHULFT-HUBで可視化することで、大幅な効率化・省力化が期待できます。
ケース4:給与振込・入金確認業務のWeb化
中小企業への負担を最小限にするために、インターネットを使用して給与データ、受発注データの受け渡しを行います。不安要素となるセキュリティはHULFT-WebFileTransferからHULFTを経由させることで担保し、基幹システムへデータをセキュアに連携します。安全・確実なデータ交換基盤を実装できます。
ケース5:運用の可視化をスピーディーに
HULFTファイル転送の前後処理をHULFT ScriptのGUIでスピーディーに構築できます。仕様書も生成され、ジョブのドキュメントとしても管理できるので、属人化を排除し、可視化された運用を実現できます。ファイルの配置とともにHULFTで転送、処理結果を発注先へメールで通知するなど様々な処理を自動化できます。
データ連携/統合を実現するソリューションプロダクト群
【ファイル転送・自動連係】
HULFT(ハルフト) データ転送ツール
HULFT-HUB(ハルフト ハブ) HULFTデータ連携の管理・運用ミドルウェア
HULFT-WebFileTransfer(ハルフト ウェブファイルトランスファー) セキュァWebデータ連携ミドルウェア
【EAI・ETL】
DataSpider Servista(データスパイダー サービスタ) データ連携ソフトウェア
【データ変換・フォーマット変換】
DataMagic(データマジック) データ加工・変換ツール
HULFT Script(ハルフト スクリプト) HULFT連携ソリューション
【RPA】
ROBOWARE(ロボウェア) プロセス全体の自動化
HULFT, HULFT-HUB, HULFT-WebFileTransfer, DataMagic, HULFT Script およびこれらのロゴは、日本その他の国・地域における、株式会社セゾンテクノロジーの商標、または、登録商標です。
ROBOWAREは、日本における株式会社シーイーシーカスタマサービスの登録商標です。
DataSpider, DataSpider Servista およびこれらのロゴは、日本その他の国・地域における、株式会社アプレッソの商標、または、登録商標です。その他の会社名・製品名は、それぞれの会社の商号・商標または登録商標です。」
※ 図表の一部は株式会社セゾンテクノロジーの製品紹介ページより引用しており、その著作権、所有権は株式会社セゾンテクノロジーが所有しています。無断転載を禁止します。
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