2019.08.06
高まるDDos攻撃の脅威
ITセキュリティに関し、現在、企業や組織団体にとっての最大の脅威はDDos攻撃だと言われています。
数年前まで、
DDos攻撃は、攻撃対象のマシンに成りすまして大量のマシンにパケットを送信して、攻撃対象のマシンに大量の応答を集中させるDoSリフレクション攻撃 という攻撃もありますが、一般的には、攻撃者が大量のマシンを乗っ取り、それを踏み台として一斉にDoS攻撃をしかける分散型の規模を大きくしたDoS攻撃です。
DDos攻撃の脅威が増したのには、
この踏み台にされるマシンの多くは、PCやサーバに限らず、監視カメラや、レコーダーなどの家電機器が不正利用され、それらからとてつもなく大量のトラフィックを送信し攻撃対象のマシンをダウンさせます。
攻撃者の乗っ取りの対象となる
特に家庭に設置するWi-Fiルータやレコーダーなどは、素人にはよくわからないので、デフォルトのパスワードのまま設置してしまうことが多いです。最近は、家電の取扱説明書もインターネット上でほとんどが閲覧可能なため、デフォルトのパスワード名も、侵入のための攻略法もわかってしまいます。怖いのは、私たちは、どの
マスコミでサイバー戦争という言葉がよく使用されますが、以前は金融サービスやE コマースなどが多く狙われていたのに対し、それを抜いて現在は政府機関の約6 割が標的とされているという現状があります。
2020年の東京オリンピックに向けて、セキュリティ強化が叫ばれておりますが、5G回線などによりDDos攻撃がさらにパワーアップされる懸念もあり、企業や組織団体はさらなる対策が必要になってきます。
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