2019.08.07
セキュリティ需要がクラウド化を推進
一昔前までは、業務システムをクラウドで稼働させることについて躊躇する主な原因が、セキュリティが心配だからということでした。
ところが現在では、
クラウドでシステムを動かした方がセキュリティ上において安心安全だから、システムを
クラウドへ移行する企業や組織団体が増えてきました。
この理由は、システムをセキュリティ対策すべき項目が多すぎて運用管理が大変なことと、高度化する
サイバー攻撃などの新たな脅威に対応し続けていくのには、多くの人的資源やコストが必要になり、社内ですべてのシステムを維持するこ
とはリスクが高すぎるからです。
・データの暗号化、バックアップ
・
アンチウイルス、
マルウェア検知
・認証、アクセス制限
・監視、
ログ収集、分析
・
脆弱性診断
これらは代表例ですが、多くの
クラウドサービス事業者は、標準的にこれらのセキュリティサービスを提供できるようになっています。
また、すべてのシステムを
クラウド化するのには時間もかかるため、販売管理や、会計システムなど、汎用的な
クラウドサービスへ業務毎に移行する方法もあります。
クラウドサービスのアプリケーションを利用すれば、バージョンアップなど煩わしい運用管理から解放されます。さらにサービスによっては、暗号化したデータを分散してバックアップしてくれたり、別の場所からでもリカバリーできたりと
クラウドの特性を活かし、データ保護が強化されます。
適正な事業者を選べば、
クラウドサービスは、
AIなど最新のテクノロジーでセキュリティ対策が行え、事業継続の観点においても、かなりコストメリットが高い選択だといえます。
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