Multisan!

複合機のメーカーや機種が異なっても
同じ設定や操作方法で簡単にスキャン作業ができますか?

SmartSESAME MultiScan!(スマートセサミ マルチスキャン)は、オフィス向けスキャナー機能付きプリンター複合機(以降、「複合機」と表記)について、複数のメーカーの異なる機種(*注1)でも、同じ設定、共通の操作にてスキャン作業ができるので、スキャナーを使用する業務をセキュアに効率化できます。
複合機のメーカーや機種に依存せず、今お使いのプリンタ環境にそのまま導入でき、様々なオプション機能を選択すればスキャンしたデータをOCRやRPAなど効率的に業務で活用出来るため、圧倒的な投資効果が得られます。
また、SmartSESAME SecurePrint!(スマートセサミ セキュアプリント)と連携すれば、 社内やサテライトオフィスの複数メーカーの複合機がある環境で、場所や機種に制限されず、どこでもスキャンからプリントアウトまで、ICカードで本人認証するだけのシンプルで統一された操作で一元管理されたオペレーションを実現します。

SmartSESAME MultiScan!図1
   ・OCR連携   ・RPA連携   ・クラウドストレージ連携 

機能概要・特徴

ICカードを利用した個人認証などにより、個人に紐づく送付先が表示され誤送信を防止します。
スキャンの設定を管理者が一元管理でき、新規の複合機の導入時や組織変更の際にも、サーバー側の設定変更だけで済むため、各複合機毎にアドレス帳登録等の設定は不要となり、管理の負担が軽減できます。
マルチメーカー対応で、メーカーや機種が異なっても同じ設定・操作方法でどこでもスキャンできるため、使用者の利便性も向上します。

SmartSESAME MultiScan!図2

共通の操作パネル

スキャナーにてデジタル化した後のデータを個人のフォルダに保存する設定や、個人メールアドレスを選択するまでの操作がそれぞれのメーカーで異なる場合など、誤って他の人のフォルダやメールアドレスを選択してしまい、情報漏洩を起こす危険性が高まります。
SmartSESAME MultiScan!を使用すれば、マルチメーカー対応で、複合機のメーカーや機種が異なっても同じ設定、同じ操作方法で、簡単操作が可能になります。たとえば、ICカードなどで個人認証するだけで、個人に紐づくフォルダや、メールの送付先が自動的に特定されるため、操作負荷軽減のみならず、オペレーションミスによるセキュリティリスクも軽減できます。

SmartSESAME MultiScan!図3

スキャン設定の一元管理

複合機の入れ替えや、人事異動や組織変更があった場合、その複合機ごとに、その使用者の設定情報を毎回変更する手間が発生します。
SmartSESAME MultiScan!を使用すれば、複合機のパネル、PCの画面からでも、個人専用のフォルダやメールアドレスの設定が可能です。一度の設定で全複合機に設定が反映されるため、複合機単位の設定は不要となり管理者の負担が軽減されます。

SmartSESAME MultiScan!図4

ファイル命名規則

大量にスキャンをする業務の場合、ファイル名を後から手作業で変更するには、ファイル内容を表示して確認する手間と時間がかかり、操作ミスが発生する恐れもあります。
SmartSESAME MultiScan!を使用すれば、予め決めておいた命名規則に基づいて任意のファイル名を設定可能なため、スキャンしたデータは、その命名規則に従って自動的にファイル名が付き、指定されたフォルダに保存されるため、大量データの場合でも安心です。
事前設定するファイル名は、ユーザID、タイムスタンプを付加することができ、個人単位またはグループ単位での設定が可能なため、柔軟な規則正しいネーミングでスキャンデータの管理ができます。

SmartSESAME MultiScan!図5

オプション機能

OCR連携

マルチメーカー対応でメーカーや機種を意識することなく、簡単な操作で編集可能な電子データに変換します。
紙の書類をスキャンと同時にOCR処理するので、ペーパーレスを目的にした大量の文書の電子化などに最適です。
タグ付きPDFなどに変換でき、検索し易くスピーディーに目的の文書を探せるため、テキストの再利用や任意のキーワードでの全文検索(文中の内容)などに便利です。

SmartSESAME MultiScan!図6
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社が開発した高精度OCR技術との連携です。
他社OCR製品との連携は、お問合せください。

RPA連携

申請書などの帳票をSmartSESAME MultiScan!OCR機能で電子データ化し、RPAで画面操作やデータ入力の自動化を行うことで業務を効率化できます。
OCRで作成されたデータを、規則に従ってチェックしたり、編集したりして、他のアプリケーションにログインして登録するなど、人が行なっていた画面操作をRPAのロボットが代行して行います。
業務にあった操作手順でロボット開発ができるため、カスタマイズも柔軟に対応できます。

SmartSESAME MultiScan!図7

ソフトウェアロボットのROBOWAREとの連携ソリューションは、OCR連携RPAソリューション をご参照ください。
「OCR+RPAデモ動画」では、一般企業の手書き用紙を取り扱う業務にも、応用できる、住民票の写しを申請する自治体業務を想定したデモでSmartSESAME MultiScan!とROBOWAREを活用した例を紹介しています。

クラウドストレージ連携

SmartSESAME MultiScan!のクラウドストレージ連携を活用すれば、必要な資料をテレワークなど社外からセキュアに閲覧することが可能になり、OCR連携機能を活用しテキスト付きPDFとして保存すれば、文書の全文検索も可能となります。
ライセンスはユーザーライセンスではなく、複合機ライセンスとなるため、安価で導入できます。
マルチメーカー対応によって、複合機メーカーが替わってもそのまま使い続けることができます。 さらに複合機単位にクラウドストレージ登録やユーザー登録、パスワード登録を行う必要はありません。
SmartSESAME MultiScan!は、株式会社Box Japanのクラウドストレージ「Box」との連携を提供しております。それ以外のクラウドストレージ製品も順次連携予定です。

SmartSESAME MultiScan!図8

システム構成イメージ

SmartSESAME MultiScan!図11

動作環境

▼ 下記の開発元URLをご参照ください
https://sesame.cec-ltd.co.jp/product/multiscan/

SmartSESAMEシリーズ


secureprint-logoICカードを利用して、ネットワークに接続されたプリンタの印刷処理を管理するシステムです。
プリンターに付属したICカードリーダーに本人のICカード認証によってはじめて印刷されます。印刷物の盗難・紛失等による情報漏洩の回避や、無駄な出力の抑制によるコスト削減を実現します。

pclogon-logoクライアントPCを起動する際、ICカード認証または生体認証でログオンが可能となります。
新規に認証サーバーが不要で、既に社員証などで利用されているICカードをそのまま利用できます。
WBF(Windows Biometric Framework)対応であれば内蔵指紋センサーをそのまま利用できます。


*注1:対応機種の最新情報は、お問合せください。

※記載の会社名・商品名等の固有名詞は各社の商標または登録商標です。
当システム、および各社認証スキャンにおける制限事項・留意事項についてはお問合せください。

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