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2019.07.21

RPA3.0の時代は来るのか?

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AIが進化して、自律したロボットが活躍し始めるとRPA3.0の時代がやってきます。

RPA3.0 の時代は来るのか?
それには、汎用AGI(Artificial General Intelligence)の登場が待たれるわけですが、自律して自らが考え、自ら学習して問題解決ができるロボットが現場で稼働するようになると、多くの面倒な仕事や、予測判断が必要な仕事など、あらゆる分野の業務での自動化が期待できます。
そもそも、AGIの作成は無理だと懐疑的な意見もありますが、特化型のAIがこれほど活躍し始め、あらゆるものがネットに繋がり、小型チップでAIが動きだしているので、あとは、それらを上手く統合してひとつの集合体として統率できるようにすることで実現できるのではないかと考えられます。

私たち人間の動きも、すべてが脳が考えてから指示を出しているわけではなく、条件反射のように無意識で手足が動きます。つまり、AIもたとえばカメラからの視覚情報を処理するエッジIoT、他にも手足や五感を掌る機器を統括できる脳に該当するAIを中心に構成することができれば、ヒトの身体により近づけます。その際、ビッグデータとの通信は5G 以上の回線を利用して、クラウドのAIとも融合していれば、人間より優れたパフォーマンスを発揮できるでしょう。
RPA3.0の時代は、決してロボットがヒト型である必要がありません。もちろん、業務によっては、ソフトウェアロボットがPC 操作を担ってくれる形でもよいのですが、自律するというのは、ロボットが自分の判断でエラーやインシデント対応も行い、自らのバージョンアップや修正も自分でできるようになることが条件になりそうです。

この頃には、ロボットがロボット自身を作成します。すでに、コードジェネレーターは多数存在し、RPAツールがある意味ロボットを作るソフトウェアなのでこの部分は、AIと融合すればあとは時間の問題でしょう。
物理的な機器についても、3Dプリンターの活躍で、作成のための工程も減り、部品点数が減ったおかげで故障率も減っています。そしてすでに3Dプリンターが3Dプリンターを作成できます。
また、歯のインプラントレベルでなく、3Dバイオプリンターは、移植可能な筋肉、骨、耳の構造体を作成可能です。AIによって脳からの指令で動く手足や、声が出せない人の考えを音声変換できたり、チップを埋め込んだりとコンピュータと人間の身体との融合が現実的になってきました。

RPA3.0の時代には、実は人間がロボット化しているのかもしれません。


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[タグ] RPA ロボット AI 用語

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